出会い系で知り合ったはずの女性との錯覚のような体験談

022214

この前出会い系で知り合った女の子、家出して金に困ってるとか言っていました。最後にピルを渡しただけでお金のことはすっかり忘れていました。そういえば彼女がコンドームを買ってホテル代も彼女が払っていたような・・・。なんでコンドームを買う必要があるのか今頃になって不思議に思えてきましたよ。

ホテルで足りなくなったらフロントのおばちゃんが持ってくるだろうし。たまに文句を言われるときもありますよ。「あなたたち一体いくつ使うんですかっ!」と機嫌を悪くするおばちゃんもたまにいます。それはともかく、その彼女が気になったので、メールを送ってみました。「元気に家出生活送ってる?」「あ、はい、元気に生きてます」元気に生きているのはいいけれど、お金がないと言ってたはずです。心配になりちょっと会ってみることにしました。

「家出してお金がないとか言っていたけど大丈夫?」「うん、大丈夫だよ」と元気な返事です。毎日暇を持て余していたようです。だからメールをもらってうれしかったと言ってます。どこで寝泊まりしているのかと思えば、駅のベンチとか、たまにネカフェで泊まったり、かわいそうなほど悲惨な生活を送っているようです。ウチに来ないか誘ってみたら、嬉しそうな顔を見せます。「行ってもいいのですか?」などと遠慮がちで謙虚な彼女です。

私の自宅に戻り、援助交際に見られると困るので、先に生活費としていくらか渡しておきました。「これは生活費だから大事に使うんだよ。またなくなったら渡すから。」と言うと、彼女は泣いていました。「最近優しい人になかなか会えないから。」と言いながら泣いています。どんな事情があるのか聞いていないけれど、苦労していそうな雰囲気。

「この家で住んでみる?」と思わず口にしてしまう。彼女は申し訳なさそうにしながら、迷ってるのか、返事をすると迷惑をかけると思っているのか、家出が何か関係あるのか、その表情からは読み取れません。「まあ、ゆっくり考えてくれたらいいよ」といって、さっそく風呂をわかして二人で入る準備をします。そういえば食事はとっているのだろうか、以前よりかなりやせ細っているような感じです。聞くと、2週間くらいまともに食事もとっていないらしいのです。着ている服も以前と同じです。もしかして下着も変えないまま?いや、それを聞くのもかわいそうだし、先に食事をしてもらおうと中華の出前を頼んでおきました。

4人分ほどの中華料理が届き、二人で食べ始めます。この子は今までどんな苦労をしてきたのだろう?痩せ細るほど食事もとれず、頼る人もいないようです。2人分ほど食べてお腹もふくれたようです。いきなり食べて胃痙攣でも起こしそうなほどの勢いでした。あまり話さない子だなと思っていたら、やはり食事がとれないから血糖値も低く貧血気味だったようです。しばらくテレビでも見ながらゆっくり休んで、一緒に風呂に入りました。以前のようにつんと出たかわいいお尻も形を変えており、やせ細ってまるで別人のようになっています。その細い体を抱きしめてみましたが、まだふらついている様子。ちょっと汚れた体を洗ってあげてそのままベッドに寝かせました。

私がメールを送らなかったら、この子は死んでいたのではないかと思うほど衰弱しきってました。総合ビタミン剤とアミノ酸を与え、血糖値を計るとかなり低い値を示していたので、ブドウ糖の注射をしてあげたりと、しばらく世話をすることにしたのです。同居というほどいいものではなく、看病のような感じです。
その日の夜はゆっくり寝かせてやりました。寝付いたころに彼女の横にくっついて、ぼーっと考えていました。これからどうしてやればいいのか、彼女にとってどうすればいいのか。性格のいい子だから同居しても問題はないだろう。とか、考えを巡らせているうちに眠ってしまいました。

しかし、翌朝になると、彼女の姿はありません。迷惑をかけると思ったのか、世話になりたくないのか、どんな理由があるのかも何も聞かないまま、いなくなった彼女でした。「お世話になり、ありがとうございました。」という置手紙だけが残されていました。出会い系で始まった関係とはいえ、人間的な優しさを求めるのであれば、出ていく必要はないはずなのに。彼女が本当にここに来たのか、このベッドで眠っていったのか、現実に起きたことが錯覚にも思えてくるのです。


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