ヒマつぶしのつもりが…?

東京出会い

冬になると人肌恋しくなり、誰かに隣にいて欲しくなりますよね。
人付き合いに消極的な人間が社会人になると、出会いの機会もガックリと減ってしまいます。
もっとも、学生時代から人付き合いが苦手な私にとっては急に始まったことではないのですが……。

寒いので外に出る気力もなく、部屋でゴロゴロとSNSやコミュニケーションを取れるサイトを眺めていました。
友人もあまりいないので、誰でもいいから話がしたかったのです。
とあるSNSの画面上には面白そうだったり、見た目が好みの人が大勢いました。
でも、そこで対人恐怖症が発揮され、声をかけることができず、気になった人が他の女の子と盛り上がっている掲示板を眺めて悲しくなるのです。
そんな臆病者が、「この人は私の!」と思える見た目も中身もタイプの人を見つけました。
ここからは自分でも信じられないような早さで、彼に連絡を取り付けました。
趣味が同じこと、居住地が近いこと、年齢が近いこと……出来る限りのアピールを、くどくならないように考えあげて送信しました。送信ボタンを押した後、変な汗をかいたのは言うまでもありません。

その日は休日でしたが掲示板に書き込むくらいです、暇だったのでしょう。すぐに返信が来ました。
私が送った内容に丁寧に返事をしてくれ、こちらにも興味を持ってくれたようでした。
世間話や趣味の話を何日もかけて何往復もさせているうちに、「実際に会って話したいね」と彼から提案されました。
ここで私は非常に焦ります。
「無理無理!文章ならなんでも話せるけど、実際になんて無理!」そんな考えが頭のなかをぐるぐると駆け巡り、やんわりと会ったら上手く話せないであろうということを伝えました。
すると彼のほうも同じだというのです。
あんなにイケメンなのに?(某ジャニーズの亀○くんにそっくりでした)、あんなに饒舌なのに?
私の心には怪しむ心が溢れ、またその怪しみが彼に対する興味を煽り、その数日後には実際に会う約束を取り付けてしまったのです。

会ってから、全ては気苦労だったとわかったのですが、出会い系は用心に越したことはないですからね。
実際の話しも意気投合し、私たちはお付き合いすることになりました。
暇つぶし相手を探していたはずなのに、心から触れ合える相手と出会えることもあるんですね。
彼とは今でもラブラブです。


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